・「手に職をつけて安定した職場で働きたい」
・「子どものために長く仕事を頑張り続けたい」
・「資格を取得して自信ややりがいを感じたい」
昨今は、女性も男性と同様に働き続ける時代です。
そのため、手に職をつけて「安定した業界で長く働きたい!」と考える女性は多くいます。
SNSでは、「電工女子」や「現場女子」という女性の電気工事士による発信で、電気工事士という仕事に興味を持つ女性が増えてきています。
そこで今回は、電気工事士の「具体的な仕事」や「女性求人が増えている理由」、「電気工事士に必要な要素」などを紹介していきます。
■電気工事士』とは?
電気工事士とは、電気設備の取り扱いや設置工事に必要な「国家資格」のこと。
国家資格と聞くと「難しそう」、「私には無理かも……」と感じてしまうかもしれません。
しかし、安心してください。
実際に募集中の求人を見てみると、「業界未経験OK」や「無資格でも大丈夫!」という会社が多く存在しています。
会社によって「資格支援制度」などの資格取得へのサポートが充実しており、まずは働きながら見習いとして資格取得を目指し、最終的に業界のプロである「電気工事士」にスキルアップしていく方法があります。
■「電気工事士」の具体的な業務
では、電気工事士の具体的な業務は、どのようなものなのでしょうか?
電気工事の主な業務は、「建物などの配線工事」と「鉄道電気工事」の2種類に分かれます。
建設電気工事
・建物の電気配線の設置
・屋内配線工事
・屋外配線工事
・配電盤等の電気設備の設置
・コンセントの配置
・照明の設置
・冷暖房の設置
建設電気工事とは、上記のような工事をビルや工場、公共施設、住宅などに行うことです。
鉄道電気工事
・信号
・踏切り
・駅などの設備の施工
・設備の保守業務
・架線の張替え
・変電所から電力を伝える線路工事
・鉄道の運転に必須な変電設備工事
鉄道電気工事では、鉄道を安全に運行するため、上記のような工事や業務を行います。
■年齢に制限がある?
結論からいうと、電気工事士になるのに年齢は関係ありません。
資格試験にも、受験資格や年齢制限はなく実務が可能であれば、誰でも試験を受けることができます。
また、業界では10代から70代くらいまでと、幅広い年代の人が活躍しています。
女性でも30や40代から電気工事士の仕事を始める人も存在するので、自分で制限をつけてしまうことほど、もったいないことはありません。
実際に、電気工事士として働いている人の意見でも、大切なのは「興味」や「やりたいという気持ち」だと感じている人は多くいるようです。
■女性でも可能な業務?
では、実際の業務でやはり「体力」は必要なのでしょうか。
正直にいうと、どうしても体力がいる場面はあります。
・重たい資材を運ぶとき
・配線や配管をペンチで曲げる、圧縮するとき
・ケーブルを扱う作業
そのため、ある程度は体力が必要だという覚悟は必要です。
しかし、専門の機械の普及で、力が必要な作業も徐々に減ってきていることも事実。
また、家のコンセントの配置や照明、エアコンの設置など、女性作業員の需要が高い作業なども増えてきています。
■女性の需要が高まっている
これまで、男性の仕事というイメージが強かった電気工事士。
しかし、昨今では住宅に訪問して「室内での作業する」場合に女性は安心感を与える。
細かくて慎重な作業が向いている女性が多いという理由から、会社側も女性の人材を求めている傾向にあります。
また、求人ページの「女性歓迎」という文字が増えたことで、女性側の応募も徐々にですが増加。
その裏側には、「やりがいのある仕事」や「安定した業界での仕事」を求めている女性が多いという理由が多くあります。
電気工事は、男性だけではなく、男女どちらでも可能な仕事であるという意見が多いようです。
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■どのような危険性がある?
・感電
・火災 ・高所からの転落
電気を扱う仕事だからこそ、常に危険と隣り合わせな仕事であることも事実……。
気の緩みが、大きな事故につながってしまう可能性もあります。
そのため、こまめに休憩を取り、慎重に作業をしていくことが重要です。
危険を伴う仕事ではありますが、その分やりがいや完成時の達成感は、ひとしおです。
■資格の種類
電気工事士の資格は、第一種と第二種があり、第一種のほうがより工事可能な範囲が広がります。
資格試験は、筆記試験と実技試験です。
▼第二種電気工事士
「第二種電気工事士」を取得すると、以下の作業が可能になります。
一般住宅や小規模な店舗、事業所などのように、電力会社から低圧(600ボルト以下)で受電する場所の配線や電気使用設備等の一般用電気工作物の電気工事の作業に従事することができます。
(出典:電気技術者試験センター)
▼第一種電気工事士
「第一種電気工事士」を取得すると、以下の作業が可能になります。
電気工事士法において規制されている次の電気工事の作業に従事することができます。
1. 自家用電気工作物のうち最大電力500 キロワット未満の需要設備の電気工事
2. 一般用電気工作物の電気工事
(出典:電気技能者試験センター)
■電気工事士に必要な要素は?
電気や電気工事士に興味がある
仕事を長く続けるのも、勉強をして資格を取得するのも、何より「興味がある」ことが一番大切です。
そのため、電気工事士として働いている女性の多くは「機械や電気が好き」という人が多いです。
好きという理由や、興味があるという理由で挑戦してもいいのかな?などと迷っていませんか。
実は、この興味関心を持っているということが、最も大切な要素だったりします。
女性か男性かは、関係ないという気持ち
電気工事士という仕事を選んでいる多くの女性は、「性別は関係ない」と感じているようです。
・機械や電気、ものづくりが昔から好きだった
・面白そうだなと思った
このような、純粋で素直な理由で、仕事をしている女性もいます。
また、そのような女性は、仕事の中で楽しさややりがい見出し、イキイキと働いている人が多くいます。
■まとめ
いかがだったでしょうか?
武技電工では、まったくの未経験で不安な場合も、しっかりと一から丁寧に指導し、いっしょにスキルアップを目指します。
やりがいのある仕事がしたい方、電気に興味や関心がある方は、ぜひお気軽にお問合せください。
今回の記事が、あなたの挑戦の第一歩のお手伝いとなりましたら、幸いです。
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